青鳥より長い文

好きなものについて140文字以上で書き留める

2023印象にのこったコンテンツ(だいたい)10選


この記事は Otaku Social(おたそ~)Advent Calendar 2023 16日目の記事です。


いま、*1私は700kmにおよぶ自家用車の長距離運転を終えた5分後にこの文章を打っています。

1週間*2の私よ、いまあなたは「骨組みも内容もできてるし、あとは肉付けだけだから数日前からゆっくり書き上げればいいな~~」と思っていますね?
その少しあと、あなたは遠方で発生した身内の突発的インシデントの対応に4日ほど追われます*3。その間おちついてすわって*4ご飯を食べられるのは2回だけです。
人生、なにが起こるか分からないんだから、余裕の余裕をもっておきなさい。
いまの私より。

冒頭*5はじめに

はい、記事間に合ってません!

ということで、仮題『リアルタイム更新式ということにしたい』の通り、未完の記事を公開し、書き足すたびに修正するたびに更新するスタイルでいこうと思います。
バタバタしているようすを楽しんでいただけたらうれしいです。

リアルタイム更新は終了しました。
ドタバタ走り回った痕跡を楽しんでいただけたらうれしいです。

更新履歴

目次


2023印象にのこったコンテンツ(だいたい)10選

テーマの性質上、ネタバレを多分にふくみます。
重大なネタバレは避けますが、回避したい方は目次から直接項目にとぶなどしてご対応ください。

また広義としての"コンテンツ"から今回はリストアップしましたので、各項目は各種媒体の作品に限りません。ご了承ください。

舞台:「チェンソーマン」ザ・ステージ*7

漫画『チェンソーマン』第一部オタクとして見に行きました。
原作至上主義ガチがち*8でもあるので期待せずに挑んだのですが、とってもよかった!とっても。

観劇が初めてだったのも相まり印象深いコンテンツです。

細かい感想も書きたいけど、おたどんLTLにけっこうな文量を投稿していた覚えがあるので、ひとまず割愛します。後々まとめますね。

せっかくFediverseのアドベントカレンダー記事だしってことで、当時の感想をそのまんまリンクすることにしました。 

otadon.com

よかったんだよな~。よかったです。

ゲーム:パワプロ栄冠ナイン

私にはじめて勝利のよろこびと敗北のくやしさを教えてくれた印象深いコンテンツです。

今夏、ポケモンスリープでチーム構成をああでもないこうでもないと考えているうちに、非戦闘のチームものの*9育成ゲーム欲が高まりに高まった私のもとに「パワプロの栄冠ナインをやりなさい」という天啓が舞い降りました。

パワプロシリーズはミリしらだったんですが、友人たちにゲームシステムなどを聞いて自分が求めているものがそこにあると確信。しかも、ちょうどスマホ版がリリースされると言うじゃあ~ないですか。
ワクワクしながらインストールし、クソながメンテを乗りこえた先に待っていたのは、まさに私が求めていたゲームでした。
 *10 戦略と運の両方の要素があるゲームが好きな私には、まぁたまらんシステムで、攻略が一段落するまで熱中して遊んびました。
なにより、はじめに言ったとおり、勝つとまぁ~~~~~うれしいし、負けるとまぁ~~~~~くやしい!!!!!!

「今年はぜったい甲子園優勝いける!!おまえらなら勝てる!!!」そう思いながら手塩*11にかけて育てたチームが、地方予選で敗退したときには拳をつよくにぎりながら*12「おまえらはなにも悪くない!!!!!監督である俺の力不足だ。本当にすまないッ……!」と心のなかで叫びましたし、黒星つづきのチームがここぞという場面でふんばって勝利をもぎとったときには拳を高く突き上げて雄叫びをあげました(※ オタクの雄叫びはご近所さんの迷惑にならないようにあげましょう)。

私は昔からあまり勝敗に興味がなく対戦ゲームでも過程をたのしむタイプだったのですが、どうやら「自分が責任者として関わった存在の真剣な勝負」には何かしらのセンサーが反応するようです。
それこそポケモンやDarkest Dungeonではそのセンサーが反応しなかったので、"育成対象がつよく勝敗にこだわっている"という前提でのRPが大きく影響しているのかもしれません。*13

なんにせよ、勝負のよろこびとくやしさを噛みしめた私は、栄冠ナインというものの虜になってしまいました。

コンソール版では栄冠ナインで育てた子たちを他のモードにもっていけると聞いたので、そちらも遊ぼうと思ってます。
プロで別のチームにはいった甲子園優勝バッテリーが引退間近に同じチームに移籍するところとか、高校でポジション変更とか紆余曲折あった選手が人生を送って結婚するところとか、見届けたいじゃん!!!!そんなん!!!!!なあ!!!!!!!!!!!!

楽しそうすぎて今あそんだら生活が破壊されそうなので、購入タイミングを見計らっているところです。

ありがとうパワプロ。オタクのロマンに応えてくれて、ありがとう。

特別展:古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン

東京国立博物館で開催された特別展にこの夏いってきました。

もともと美術館の特別展を見に行ったり寺社仏閣の宝物庫に寄ったりはしていたですが、博物館の特別展には初めて行きました。 現代日本と異なる時代・文化の大小様々な展示品が佇む様子はかなり迫力がありますね。

実物と対峙することの意味みたいなものが印象深かった展示なので、この感覚を文字にするのは難しいかもしれません。


つーことで、とりあえず私のお気に入りの写真だけペタリ。
球技をする人の土偶の写真
手のひらにおさまる大きさの球技をする人の土偶で、*14 ゆるかわいさと、凹凸の繊細さと、回しのような装備のおもしろさがツボです。

音声ガイドも充実しており、あいまいだった*15メキシコの古代文明について整理されて体験としての知識が体験として*16身についたのも、博物館の展示らしくてとっても*17楽しかったです。
来年度から都市部にいきやすい環境になるので、いろんな展示にいきたいな~。

心にしまったコンテンツ

やばい!やさしさの話死と愛情の話の小説『佐々木、イン、マイマイン』に対する気持ちを自分のなかにしまっておきたすぎて、なにも書けないかもしれない!!
抽出できる部分が定まったら書きます。
定まらなかったら空白のままにするので「とりあえず印象に残ったんだなあ」とだけ思っておいてください。

形にすることで削ぎおとされる部分がありすぎるので、簡単にだけ書くことにしました。
これらの作品から受けた印象は、私の心のやわらかな*18ところにしまってあって、人生をやりすごしやすくしてくれてるんだと思います。
その事実はインターネットの海に放流しておきますね。

漫画:やさしさの話

2作とも、不器用な主人公が他者への思いやりの表し方や他者からの思いやりの形を知っていくやさしさについてのやさしいお話です。

金剛寺さんは面倒くさい』

『これ描いて死ね』を連載中のとよ田みのるさんの作品。

独特な表現と切り口で主人公と周囲の人間たちの人生を見守っている作品です。数え切れないほど泣きました。

『お茶にごす』

今日から俺は!!』や『天使な小生意気』などを代表作にもつ西森博之さんの作品 。

西森さんの作品はギャグと強さと誠実さと優しさのバランスが絶妙ものが多いのですが、『お茶にごす。』はとくにいろいろぶっささりました。

小説:死と愛情の話

今年であった2人の小説家さん。それぞれまだ数冊しか読めていないのですが、どの作品も自分の内側にのこっています。

作者:いしいしんじ

独特な表現とやわらかな文体がほんとうに大好きで、いつ読んでも心がやすらぎます。
命や時間がときに超常的にゆれて行き来する世界観にもどこか安心感を覚えているかもしれません。

読了済

  • 『ぶらんこ乗り』
  • 『よわひ』

作者:小川洋子

博士の愛した数式』を映画でみたことしかなかったのですが、『猫を抱いて象と泳ぐ』を読み、すごく好きな作家さんの一人になりました。
どの作品でも、静かで穏やかな文体で自分の世界とそれに寄り添う存在の温かさと滲み出す執着を描いている気がします。

読了済

  • 『猫を抱いて象と泳ぐ』
  • 『海』
  • ブラフマンの埋葬』

映画:『佐々木、イン、マイマイン』

いろいろな偶然で、予期していなかった方向から予期していなかった形でぶん殴られた作品です。
何年か抱えていたものが、この作品のおかげでいくらか解消された気がします。

映画:『アステロイド・シティ』

グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬鳴島』のウェスアンダーソン監督の最新作。

いずれみたいと思いチェックしていた監督さんだったので映画館に観に行きました。
ポスターから受けていた印象以上に奇妙でポップで目が嬉しい映像で、ずっとニコニコしながら照らされるスクリーンを座席から見つめていた覚えがあります。

私は情報量の少ない媒体がもつ表現の余白を愛しており、映像作品には映像にするだけの理由を求めています。
そのため、映画でも動きやカットなどに注目することが多いのですが、『アステロイド・シティ』は映像でありながらも絵画的な美しさがあり不思議な気持ちになりました。映像ができる表現の広さを教えてもらった気がします。

また、映像だけでなく人物やお話の距離感も好みで、私のオールタイムベスト映画になりました。
優しすぎず過酷すぎず、でも前向きではある気がする作品が、好きなのです。

Mastodonサーバー:おたどん

お世話になってます!!!!!
すこし悩みましたが、広義のコンテンツだろうということで。

私は、2022年11月にTwitterからFedibirdに流れつき、翌年1月におたどんにたどりつきました。
大量流入などもありましたが、おだやかでやさしい空気はずっと変わらないように思います。

Fediverseの有機性やMastodonの機能が手に馴染み生活に寄り添ってくれてるのも間違いないのですが、なかでもおたどんのLTLは、社会情勢の辛さや人生のままならなさから離れ自分の好きなことややりたいことを大切にできる場として私の人生に寄り添ってくれていると感じます。その休息地のおかげで挫けずに社会と人生に向き合うことができているとすら。

おたどんがもたらしてくれた活力や喜び、生活の知恵は数知れず……。この記事のなかだけでも、チェンソーマンの舞台佐々木、イン、マイマインは、おたどんの有識者やイベントが直接的きっかけになっています。

ありがとうおたどん。
ありがとうMastodon
ありがとうFediverse。

おわりに

2023年12月16日の47時にまで突入したこの記事を最後まで見守ってくださり、ありがとうございました。

ここでこの記事は終了としタイトルを改めました。

しっかり書き上げてから公開する記事と異なりその場その場で修正や更新を重ねるため、かなり無軌道で無計画な様子を晒してしまいました。これはこれで、師走のSNSアドベントカレンダーの記事らしくておもしろかったなと自分では思っています。

おつかれさま自分!ありがとう世界!

たぶん48時以降にも誤字修正などの細かい更新はします。

細かい更新どころか巻き戻った記事をしばらく公開していたことに気が付き大幅な対応を迫られました。ウォ~~ン😭
リアルタイム更新式をやるさいには、バックアップをいつも以上にしっかりとらないとですね。

*1:不要に感じたので削除

*2:誤字修正 "前"を追加 私は人間であり時間的概念ではないため

*3:誤字修正

*4:重複する部分があり気持ち悪いので削除

*5:"おわりに"の追加にともない表記の修正

*6:適(脚注内誤字)のため削除

*7:正式名称に修正

*8:誤字修正 これはガチで"しがち"の"がち"なのよ

*9:蛇足な気がするので削除

*10:同上

*11:誤字修正

*12:蛇足だし分かりづらいから削除

*13:蛇足なので削除

*14:分かりづらかったので文章全体を修正

*15:不要だし文として違和感があったので削除

*16:文に違和感があったので修正

*17:冗長なので削除

*18:タイポ